奄美・沖縄の海でシュノーケリングしていると、青くて小さい魚が泳いでいる事に気がつくはずです。
はて?どの青い魚でしょうか?
奄美・加計呂麻島で見られる青いスズメダイを6種類紹介します。
ルリスズメダイ
学名 Chrysiptera cyanea 英名 Blue damselfish
青いスズメダイの定番中の定番。メタリックブルーの発色にうっとりします。
場所を選ばず遭遇できるが、浅い場所にのみ生息しているので深い場所には居ない。
小さな子供でも発見できるので、青い小さな宝石を探してみよう!
英名は「青い少女」
シリキルリスズメダイ
学名 Chrysiptera parasema 英名 Yellow-tail blue damselfish
発色の良いブルーにイエローの尾ビレ。
熱帯魚らしいビビットな魚。
こんなに美しいけど、住んでいる環境は内湾のどよよ〜んとした感じの珊瑚の隙間。
透明度が高い外洋には居ません。
シャイな性格のため、近くでじっくり観察させてくれないので撮影は少し困難でした。
セナキルリスズメダイ
学名 Chrysiptera starcki 英名 Starck’s demoiselle
こちらは、シリキルリスズメダイと真逆で外海の潮通しが良い場所に生息しています。
他の青い子と違って、浅い場所では見られず深い場所が好みの様子です。
とびきり美しいので探してみて下さい。
ネーミング手抜き過ぎでしょ、背中黄って!!
ソラスズメダイ
学名 Pomacentrus coelestis 英名 Neon damselfish
温帯の海で青いスズメダイといえばソラスズメダイ。
伊豆に居る魚であり、奄美にも居る魚。レアですが、カゴカキダイやキタマクラも奄美に居ます。
ここ加計呂麻島では、どこにでも居るルリスズメに比べて、そこまで数が多くない。
潮の流れがある場所に生息しています。
デバスズメダイ
学名 Chromis viridis 英名 Blue green damselfish
奄美スズメダイ界のスター。
美しいサンゴ礁に大きな群れで泳ぐ姿は圧巻です。
ライトブルーのボディカラー、デバスズメダイとアオバスズメダイ。じっくり見ないとどちらかわかりません。胸鰭の付け根に黒い点があるとアオバスズメ、無いとデバスズメ。
外敵が来ると一斉にサンゴの隙間に隠れる様子もかわいいです。
アオバスズメダイ
学名 Chromis atripectoralis 英名 Black-axil chromis
個人的には、メジャーなデバスズメダイより美しいと思うアオバスズメダイ。
いつもどちらかチェックしてしまう二種。アオバとデバの生息環境の境界線を探っています。
混ざって泳いでいたりもするので、見分けるのは少し難しい。
デバスズメ同様に、これぞ熱帯魚という美しい魚。
アオバスズメのことをデバスズメと思っている人も多いので注意。
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