加計呂麻島のシンボル的な巨樹ガジュマル。
気をつけて車を運転すれば、観光客でも行きやすい2スポットを紹介します。
「武名のガジュマル」と「於斉のガジュマル」です。
武名のガジュマル
加計呂麻島最大級のガジュマル。
しかも、ふたつの大きなガジュマルがあります。
森の中に調和されて、流れる空気感に神秘性が漂います。
必ず鳥の囀りにも耳を傾けて下さい。天然記念物のアカヒゲやルリカケスに出逢えるかも知れません。
滅多に遭遇しませんが、ハブなど毒蛇に気をつけて足元の確認もお忘れなく。
晴れと雨では、違う雰囲気が楽しめます。

集落から徒歩3分ほど、小道を進むと大きなガジュマルが見えてきます。
この先に更に大きなガジュマルが現れます。



森の中のふたつの大きなガジュマル、素敵なひと時をお過ごし下さい。
於斉のガジュマル
島民の生活環境にあり、親しみ深いシンボルツリー。
集落の中にあるので、子供達はここで遊び育って、お年寄りは巨樹の日陰で涼をとり、長年住民と一緒に過ごしてきた大切な場所となっています。
枝も幹も複雑な形状に成長を重ね、美しい姿のガジュマルです。
あらゆる角度から眺めてみると見え方が変化しするので、お気に入りのガジュマルの形を探してみて下さい。
流れる時間が緩やかな島民の暮らしのリズムが心地良い場所です。



90代のおばあちゃんが言ってました。
「私が子供の頃から、こんなに大きいよ。」
果たして樹齢何年でしょう?
ガジュマル巡りの注意点
・駐車場所について
加計呂麻島は基本的に道幅が狭いので、バスなど大型車両も通れる様に車の駐車位置には気をつけましょう。
武名は集落内駐車禁止です。海沿い道路の広い場所に駐車下さい。
・笑顔であいさつ
武名も於斉も集落にありますので、住民とは笑顔で挨拶して下さい。自分達の庭の様な場所に知らない人が来たら警戒してしまうものです。
・ガジュマルの根元を踏まない
於斉のガジュマルは、観光客増加により木の根元をたくさんの人に踏まれて弱ってしまっているらしいです。(樹木医の検証により)現在ロープが張られています。
武名のガジュマルでも木の根元で撮った写真をアップしている方がいます。
自然環境への負担を配慮できる方は、ガジュマルの根を傷つけない意識をお持ち下さい。
・毒蛇に注意
夜行性のハブは、昼間遭遇することは滅多にありません。
しかし、夕方や雲が厚く森の中が薄暗い日は気をつけましょう。遭遇しても近づかなければ噛まれる事はありません。